『Gene Life Myself2.0』ジーンライフマイセルフ 遺伝子検査が夫婦立て直しに役立つ理由。

こんにちは!

『夫婦立て直し工事』の石谷落果です。

 

プロフィール

石谷落果

夫婦カウンセラー

『離婚寸前の夫婦危機を経験したこと』が夫婦カウンセラーを志すきっかけ。家族心理学・認知行動療法に精通し、心理的なサポートから経済的フォローまで多角的な夫婦カウンセリングを実施中。

夫婦問題は長引くほど立て直しは難しくなります。ひとりで悩まずに、一緒にしあわせな家族を目指しませんか?

 

今回は、夫婦立て直しの最初におすすめしている『遺伝子検査』の役割について紹介します。

 

せっかく遺伝子検査したけど、よくわからなかった!

 

ということがないように、わかりやすくお伝えしていきますね。

 

↓は私の遺伝子検査結果です。分析の参考になれば幸いです。

 

石谷落果

夫婦・家族関係についてひとりで考えるのがつらいと感じたら、夫婦立て直しカウンセリングを選択肢のひとつとして考えていただけたらと思います
 
必ずあなたの力になります

 

夫婦立て直しを始めたばかりの方↓

 

状況別の夫婦立て直し↓

 

家族の経済的不安を無くしたい方↓

 

家族の発達課題について学びたい方↓

 

 

目次

夫婦立て直しと遺伝子

最初にお伝えするのは、

『夫婦立て直しに遺伝子検査をおすすめする理由』についてです。

 

繰り返し遺伝子検査をご紹介しているのは、大きなメリットと目的があるからです。

 

具体的な目的は↓の2つです。

 

  • 客観的に自分を知るために最適なツールだから
  • 夫婦間で起こりやすいトラブルを未然に察知できるから

 

 

夫婦問題が起こったとき、

多くの皆さん『配偶者と性格・価値観が合わないからだ』と考えると思います。

 

確かにその通りです。

 

いつもコミュニケーションがうまくいかない。

 

事あるごとに喧嘩する。

 

趣味や趣向が合わずに寂しい、孤独だ。

 

↑の理由は配偶者との性格不一致から発生するトラブルです。

 

しかしながら、自分や配偶者の性格も遺伝子の影響で生まれつき備わっているとしたらどうしますか?

 

変わらないなら離婚すればいい。

 

と短絡的に考えてしまう方もいるかもしれませんね。

 

ただし、他者との違いを認める・受け入れるという心理的な発達は、成熟した人間になるためには大切な通過点。

 

 

配偶者との違い尊重できるなら、夫婦関係を良好に保つことは十分に可能です。

 

配偶者を尊重できるようになるためには、自分と配偶者の性格を理解して受け入れていく必要があります。

 

愛着スタイルソーシャルスタイルを診断する方法もありますが、

 

今回紹介する遺伝子検査は客観的に自分を知るために最適なツールのひとつ。

 

私たちの性格は遺伝子から強い影響を受けているからです。

 

性格にもたらす遺伝子の影響は、

ミネソタ大学の心理学者が実施した『生き別れになった一卵性双生児を追う』という研究結果からも明らかになっています。

 

例えば、遺伝子の相関係数(1に近づくほど遺伝子の影響が強い)は、

知能0.52

外向性0.49

神経質0.41

というように半分程度は遺伝的素質で決まってきます。

 

つまり、遺伝子を知ることで自分の生まれ持った性格を客観的に見つめ直すことができるのです。

 

すると、自分にとって心地いいこと、つらいことが配偶者にとっては何でもないことだったり、真逆の感覚を持っていたりするかもしれません。

 

遺伝子が性格に与える影響は↓の書籍がわかりやすいので、よかったら参考にしてくださいね。

 

客観的に自分を知るための最適なツール

遺伝子検査がどのように夫婦立て直しに役立つかということについてです。

 

私は遺伝子検査することで、

夫婦立て直しに大切な『自立と自律』の大きなサポートになると考えています。

 

なぜなら、

遺伝子検査は『どうしたら自立できるのか。自律するためには何を取り組めばいいのか』を判断する大きなヒントとなるから。

 

『自立』するためには?
『自律』するためには?
  • 自分と配偶者の価値観性格を尊重したコミュニケーションを取る力を身につけること。
  • 自分を俯瞰し、感情に振り回されない言動が取れること。

 

『自立と自律』は夫婦立て直しへ向けた取り組みの中で大切な要素のひとつ。

 

結局、夫婦関係は心理的・経済的に自立した2人の人間の間でしか成立しないからです。

 

どちらかに依存していたり、パワーバランスが崩れているとかならずトラブルが発生し、そのトラブルを上手に乗り越えることができません。

 

ただ自立と自律へ対策するにしても、夫婦問題を起こしているのが『遺伝的に生まれつき持っている素質』なのか、『成育環境から受けた後天的性格』なのかで対処法が大きく変わってきます。

 

遺伝子は生育環境から受けた影響や非合理な思い込みを排除した、本来の自分が生まれ持った素質。

 

これまでの人間関係やライフイベントによる影響を受けた自分とは異なり、

バイアスのかかっていない自分はどういう人間なのかを客観的に知ることができます。

 

夫婦間のトラブルを未然に防げる

遺伝子が本来の素質なのはわかるけど、努力次第で何とでもなるよね。

 

と思うかもしれませんが、

 

先程もお伝えしたように、性格の半分程度は遺伝子によって決まってしまいます。

 

生まれつき不安を感じやすい。

 

幸福を感じやすい。

 

リスクを求めやすい。

 

感情的になりやすい。

 

などの家族間のコミュニケーションに影響を与えそうな素質は、遺伝子に抗えない部分もあるのです。

 

言いかえれば、

遺伝子検査することで自分が取ってしまいがちな行動も想定することができるようになるのです。

 

例えば、

配偶者の煽るような言動に反発しやすい。

 

連絡がこまめに無いと心配になる。

 

他人の配偶者と比較して自分は恵まれていないと考えてしまう。

 

後先を考えずに転職やビジネス展開を始めてしまう。

 

というように、

『自分は〇〇しやすい遺伝子を持っているから××しやすいんだ』

と知っておくことで未然に夫婦間のトラブルを防ぐことができるのです。

 

遺伝子検査キットは何を選べばいい?

遺伝子検査が自分を知るために最適なのはわかった!

 

起こりやすい夫婦問題を未然に把握できるのもわかった!

 

でもさ、

どうやって遺伝子検査するの?

 

採血したり、高額な検査料がかかるんじゃ無いの?

 

と皆さん疑問や不安を感じたかもしれません。

 

しかし、遺伝子検査は想像しているよりもとっても簡単です。

 

検査キットを購入し、

唾液を採取するだけです。

 

 

私が遺伝子検査に使用したのは、

[GeneLife Myself2.0] 自己分析遺伝子検査 です。

しかも、遺伝子は一生変わることはありませんので、一回検査すればそれ以上の検査は必要ありません。

 

キットは15,000円程度なので、そこまで大きな負担ではないでしょう。

 

カウンセリング相談を受ける際にもぜひ一度検査することをおすすめしています。

 

遺伝子検査でわかること

具体的な遺伝子検査からわかることは、性格・体質・コミュニケーション・能力・食生活、栄養状態5つ。

 

全部で87項目!

遺伝子検査からわかること
  • 性格…不確実なことへの恐れ、損害回避、新奇性探求、行動持続性、失敗を避ける傾向、短期的利益を求める傾向、倫理観、落ち込みやすさ、規則正しさ、ネガティブ思考、神経質、センチメンタリティ、ストレスに対する反応度、恐怖への反応度、幸福感
  • 体質…BMI、角膜乱視、デング熱ショック症候群、耳垢タイプ、長寿、閉経時間、近視、骨粗鬆症、重症マラリア、喫煙量、テロメアの長さ、夜型傾向、歯ぎしり、海馬の大きさ、偏桃体の大きさ、痛みの感じやすさ、肌タイプ、永久歯の生える時期、乳歯の生える時期、勃起不全、ノロウィルス感染、髭の形状、人差し指と薬指の長さの比率、
  • コミュニケーション調和性、協調性、外向性、開放性、報酬依存性、自己志向性、自己超越性、疎外感、支配欲、自分と似たタイプの友人を求める傾向、自分と違うタイプの友人を求める傾向、社会性、恋愛初期のコミュニケーション力、外見的な魅力を求める傾向、外見的な魅力を求める傾向
  • 能力…計算速度、記憶力、音程に関する能力、加齢による能力への影響、運動能力、注意力・集中力、悲しみの表情の認識力、怒りの表情の認識力、嫌悪の表情の認識力
  • 食生活、栄養状態…血液中のカルシウムイオン濃度、飲酒量、善玉コレステロール値、悪玉コレステロール値、血液中のマグネシウム濃度、血液中のリン濃度、血液中の中性脂肪濃度、血液中のビタミンB12濃度、血液中のビタミンD濃度、カフェイン代謝の速さ、カフェインによる不安の感じやすさ、甘いものの摂取傾向、血液中のビタミンA濃度、血液中のビタミンB6濃度、血液中のビタミンE濃度、血液中の鉄分濃度、血液中のβカロテン濃度、血液中のαリノレン酸濃度、血液中のDHA/EPA濃度、アルコール代謝、塩分摂取による血圧変化

 

具体的にどのように表示されるかは、

私の検査結果を見ていただいた方が早いと思います。

 

↓は人間関係に影響を与える要素のピックアップです。

また、↓のようなレーダーチャート図も参考になります。

 

5つの性格を遺伝的素質と環境因子で分析した結果を表しています。

 

青色のレーダーチャート図は遺伝子検査結果。

赤色のレーダーチャート図は性格分析結果。

 

一致している部分は遺伝子と環境因子がいっちしているので、その人らしく生きている証拠です。

 

一方、レーダーチャートが乖離している部分は、理性で私たちにとって生きづらさを感じるポイントになります。

 

本当はもっと人と関わりたいのに、生育環境由来のトラウマや問題によって人間関係を避けている。

 

本当は楽天的にリスクを取っていきたいのに、過去の失敗を引きずり怖がってしまっている。

 

というように、良くも悪くも遺伝的素質と乖離している部分に何かしらの家系の課題が潜んでいる可能性があるのです。

 

参考書籍・キット

安藤寿康氏の書籍『心はどのように遺伝するか〜双生児が語る新しい遺伝観〜』冒頭に簡単にお伝えした双子研究が詳しく紹介されています。

 

私が遺伝子検査に使用した検査キットです。唾液を採取して郵送するだけで、自分の遺伝的素質がわかります。

分析結果が届くまで1ヶ月ほどかかりますので、カウンセリングを受ける前に検査しておくとスムーズです。

最後に

こうして改めて自分の遺伝的な性格を見ると『メンタル弱そうだな』という事実が突きつけられますね。

 

しかし、こんなに心が弱そうな私でも取り組み次第で夫婦関係を立て直すことができるのです。

 

立て直すことができたのは、さまざまな視点から自分を見つめ直したから。

 

遺伝子検査は間違いなく自分を知るための大きなきっかけとなりますよ。

 

皆さんもどのような状況であろうと可能性はあります。

 

私のブログが夫婦・家族関係を前向きに捉えるきっかけになれば嬉しく思います。

石谷落果

夫婦・家族関係についてひとりで考えるのがつらいと感じたら、夫婦立て直しカウンセリングを選択肢のひとつとして考えていただけたらと思います
 
必ずあなたの力になります

 

これからも一緒にしあわせな家族を目指しましょうね!

 

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