こんにちは！
『夫婦立て直し工場』の石谷落果です。
プロフィール
石谷落果
夫婦カウンセラー
『離婚寸前の夫婦危機を経験したこと』が夫婦カウンセラーを志すきっかけ。家族心理学・認知行動療法に精通し、心理的なサポートから経済的フォローまで多角的な夫婦カウンセリングを実施中。
夫婦問題は長引くほど立て直しは難しくなります。ひとりで悩まずに、一緒にしあわせな家族を目指しませんか？
今回は、
マインドフルネスの入り口として、
『家事瞑想』について紹介します。
家事をしながら、
瞑想でメンタルを整えるなんてことができるんです。
まさに一石二鳥！
よかったら、試してみてくださいね！
石谷落果夫婦・家族関係についてひとりで考えるのがつらいと感じたら、夫婦立て直しカウンセリングを選択肢のひとつとして考えていただけたらと思います。
必ずあなたの力になります。
夫婦立て直しを始めたばかりの方↓
状況別の夫婦立て直し↓
家族の経済的不安を無くしたい方↓
家族の発達課題について学びたい方↓
家事は夫婦立て直しのチャンス
すべての夫婦に共通する悩みと言えば、なんでしょうか？
共通の悩みのひとつとして、家事分担が挙げられます。
配偶者が専業主婦(夫)でも、
共働きであっても家事は避けられません。
皆さんも、家事に関して些細なことで配偶者と口論になったことがあるはずです。
負担、質、速度やタイミングの違いで配偶者へ苛立って負のループに陥ります。
逆の立場になれば、
せっかくやったのに、
何故か配偶者に文句を言われる始末。
『次はもうやりたくないな』
なんて思うことも。
家事によるストレスの積み重なりが、
夫婦関係の大きな溝のきっかけになることも。
殺伐としたSNSの世界でも、
しあわせそうなツイートは、
『配偶者が家事や育児を率先してやってくれるから』という意見が多いです。
つまり、家事と上手に付き合っていくことで、
夫婦関係を良好に保つことができる傾向にあるのです。
まずは、お金で解決！？
家事による夫婦トラブルを根本から解決するために最初にやるべきこと。
それは、
『時短家電を導入し、可能な限り自動化すること』
理由は↓の２つ。
- ルーチンワークよりも、家族の時間や自分の時間を大切にするべきだから。
- そもそも、家事は大半の人にとっては面倒なことだから。
まずは、家事をやらない方法を考えてみましょう！
どうしてもやる必要のある家事を瞑想に変える
しかし、住環境や経済面により、
全てを自動化することはできません。
そこで、
『やらざるを得ない家事を瞑想に変えてしまおう』
ということができるが、
家事瞑想が一石二鳥である理由です。
本格的な瞑想は、
家族がいると時間が取りづらく長続きしない傾向にあります。
一方、
家事瞑想は配偶者の負担を減らし、
メンタルの安定化も可能な技術です。
家事瞑想のやり方
次に、『家事瞑想』のやり方について説明していきます。
家事瞑想のポイント
家事瞑想のポイントは、
自分の動きや動作を客観的に見つめること。
瞑想は『無になる』というよりも、
ひとつの作業へ意識を向けて、
作業以外についての思考を一旦止めることです。
呼吸瞑想が『呼吸』に意識を向けたように、
家事瞑想は『家事』に意識を向けます。
負の感情の切り離そう
家事にだけ意識を向けることで、
日常の悩み、不安や焦りを一時的に自分から切り離すことができます。
夫婦立て直し中は不安や焦りが際限なく溢れ出てくるもの。
家事をマインドフルネスの手段とすると同時にネガティブな気持ちを切り離しましょう。
動作を簡潔に描写する
家事瞑想の手順はシンプル。
家事の動作、ひとつひとつを細かく分けて観察し、簡潔に実況中継していきます。
例えば、風呂掃除の場合、
「スプレー洗剤を持つ、腕を上げる、壁に吹き付ける、浴槽に吹き付ける、スプレー洗剤を置く、スポンジを持つ、壁を擦る、浴槽を擦る、スポンジを置く、シャワーを手に取る、水を出す、泡を落とす」
というように、自分の行動を可能な限り簡単な言葉で実況中継します。
雑念が生じても、
反省したり、
落ち込んだりする必要はありません。
家事が面倒くさい。
早くゆっくり休みたい。
そういった言葉が浮かんできたら、
「今、家事を面倒くさいと思った」
「早くゆっくり休みたいと思った」
と一旦雑念を受け入れます。
そして、また動作の観察に戻ります。
マイペースで繰り返してみてください。
家事瞑想の意外なメリット
家事瞑想には、
気軽に瞑想ができることの他、意外なメリットが存在します。
家事の質と効率アップ！
それは、家事の効率や質がアップすることです。
人間は本来マルチタスクが苦手。
男性の場合は、とくに作業効率が低下する傾向があります。
その分、
ひとつのことにこだわる集中力は持っているため、
普段は家事をやらないけれど、
やり出すと妙に時間をかけたり、
こだわったりして、100満点を目指す。
↑のようなことが、
男性の家事にはよくあることです。
時間をかけることには良し悪しありますが、
集中することで物事に対して『気づき』が生まれて家事に対する改善点が見つかるかもしれません。
最後に
家事瞑想は、
身近な作業をメンタルの安定化のチャンスと変える瞑想です。
夫婦問題に悩んでいる自分を俯瞰して、
不安や焦りを取り除くことが最終的な目的。
家事の最中に浮かんでくる思考は、
未来への漠然とした不安や過去への後悔も入り混じっているでしょう。
頭の中で悪い思考がぐるぐるしているときは、
家事瞑想を日常に取り入れて、
今に集中してみてくださいね。
マインドフルネスと家族への貢献が同時に達成できる家事瞑想。
おすすめです。
これからも一緒にしあわせな夫婦を目指しましょうね！
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