こんにちは!
『夫婦立て直し工場』の石谷落果です。
プロフィール
石谷落果
夫婦カウンセラー
『離婚寸前の夫婦危機を経験したこと』が夫婦カウンセラーを志すきっかけ。家族心理学・認知行動療法に精通し、心理的なサポートから経済的フォローまで多角的な夫婦カウンセリングを実施中。
夫婦問題は長引くほど立て直しは難しくなります。ひとりで悩まずに、一緒にしあわせな家族を目指しませんか?
今回は、資産運用によって家族を豊かにするため、最適な選択肢である米国株高配当ETF『VYM』について紹介します。
なぜ、私が資産運用を始める際にVYMを主軸にすることを選んだのか説明します。
できるだけ簡単な言葉でわかりやすく説明していきますので、豊かな生活のためにも知っていただければ幸いです。
なぜ資産運用をするのか?については、家族を豊かにする資産運用は、簡単でシンプル!米国株高配当ETFを積み立てよう。を読んでいただければと思います。
※資産運用は自己責任です。購入しようとしている投資商品、投資先をよく確認してくださいね。
夫婦・家族関係についてひとりで考えるのがつらいと感じたら、夫婦立て直しカウンセリングを選択肢のひとつとして考えていただけたらと思います。
必ずあなたの力になります。
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VYMが最適な投資先!
VYMって何ぞや!?
資産運用って怖くない?
という疑問があるかと思いますが、
ひとまず、目を通してみてくださいね。
最適な理由
VYMが豊かな家族になるために最適な投資先と考える理由は4つです。
- 安定した配当金を得ることができる。
- 成熟企業400社へ分散投資によって安心して長期保有できる。
- 増配により10年後には、配当金は約2倍となる。
- 配当金を家族のために使うことで、様々な経験や体験をつむことができる。
資産運用について初めて検討している方は、
なんのこっちゃわからない!
状態かもしれませんが、
比較的リスクが小さくて、配当所得を得られるようになるよ。
そして、配当金は増えていく傾向にあるよ。
というメリットがあるよいうことです。
私が資産運用する目的は、
家族がお金に不自由せずに暮らしていけるようにする。
家族で素敵な思い出を作る。
子どもにやりたいことさせてあげる。
ということ。
高配当かつ増配が安定していて、
資産運用の玄人でなくても安心して積立投資ができる銘柄は、正直VYMくらいかなと思っています。
同じような価値観の方が人生の選択肢を広げるきっかけになればといいなと思っています。
メリットを納得してもらえるようになるために、まずはVYMについてよく知ってもらう必要があります。
これから、わかりやすく解説していていきますね。
概要と主要用語の説明
『VYM』とは、Vanguard High Dividend Yield の略称です。株式市場で銘柄を識別するためのティッカーシンボルと言われる愛称のようなもの。
名前が長いのであだ名をつけられているんだなと思ってください。
証券会社で検索するときは、VYMと入力すれば、簡単に見つけることができます。
ところで、『 Vanguard High Dividend Yield』ってどういう意味?
Vanguard High Dividend Yield
馴染みのない単語が並んでいますよね。
『Vanguard』とは、世界最大級の米国の資産運用会社の名前。世界中の投資家がVanguard社を通じて資産運用に取り組んでいます。
資産運用している人なら知らない人はいないと言ってもいいでしょう。
そして、他の単語を分解してみると、
High=高い
Divided=配当
Yield=利回り
のなります。
繋げるとなんとなく意味はわかる気がします。
つまり、
VYMとは、
世界最大級の資産運用会社バンガードが、
配当利回りの高い企業を中心に選んだ、
上場投資信託(ETF)のことです。
配当利回りって何?
株を購入するということは、
ざっくりいうと企業にお金を出資しているような状態です。
そのため、企業は利益が出たら、株主に対して還元する必要があります。
還元するときに定期的に配るお金のことを『配当金』と言います。
そして、株価に対して配当金がどのくらいの割合でもらえるかが、『配当利回り』で示されます。
10,000円の株を購入して年間で300円の配当金が貰えれば、
購入した株の配当利回りは3%となります。
高配当株ってどのくらいの利回りなの?
高配当株とは、株を持っているともらえる『配当金』が平均よりも多い企業の株だということ。
ETFでは、『分配金』と表現されますが意味合いは同じです。
高配当は何%以上という定義はありません。
米国市場全体へ投資するETF『VTI』の利回りが1.26%ということなので、
1.26%よりも高ければ平均以上の配当利回りというイメージになります。
一方で、配当金利回りが高ければいいというものでもありません。
配当利回りが高すぎる企業は、株価が急落しているか、自分の身を削って配当金を出している可能性があるからです。
収入が激減したのに、借金してまでプレゼントを必死に渡してくる恋人がいたら、流石に逃げ出したいですよね?
高配当株にはそういった危険な銘柄も含まれます。
そのため、高配当株を個人が探して買うのは、至難の業なんです。
しかし、VYMの中身は400社ほどのバンガード社という世界有数の資産運用会社が選定した米国の高配当株の詰め合わせ。
もしも、業績の悪い企業があれば外されます。そして、より良い企業を採用し、新陳代謝されていきます。そのため、安心してVYMは購入することができるのです。
上場投資信託(ETF)って何?
上場投資信託(ETF)について、説明します。
ETFは、証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託です。
「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれています。
証券口座を持っている方が、
市場が開いている時間帯なら好きなタイミングで売買ができる、
一定のルールにしたがって集められた株の詰め合わせというイメージです。
正直、わかりづらいのでそういうものなんだなと感覚的に理解してもらえれば十分だと思います。
なぜ米国株なの?
VYMは、米国の高配当株のみで構成されています。
米国だけで大丈夫?という疑問には、様々な意見があります。
私としては、米国のみで問題ないと感じています。
理由は、
- 米国企業は配当金を出すことへの義務感、使命感が強い。
- 数百年間成長し続けてきた歴史がある。
- イノベーションが生まれやすい環境が整っている。
といったあたりでしょうか。
また、日本、中国、欧州、インド、東南アジアなど投資先はたくさんありますが、
実は、いずれの国も米国の経済状況に左右されるため、米国と一緒に上がって一緒に下がるという変化を繰り返しています。
よって、米国企業へ分散投資していれば、おおよそ問題はないだろうと私は考えています。
特徴
次にVYMの特徴についてです。
VYMは、FTSEハイディビデンド・イールド指数という不動産を除外した米国株式市場の配当利回りが上位の銘柄を時価総額加重平均で集めた指数に連動しています。
時価総額加重平均とは、大きな会社ほどVYMの中でウェートが大きくなるように株を購入することをいいます。
組み入れ銘柄
2021年7月末時点でVYMに含まれる銘柄数は413銘柄です。
VYMの組み入れ比率上位10銘柄は↓
JPモルガン・チェース
ジョンソン・エンド・ジョンソン
ホーム・デポ
P&G
バンク・オグ・アメリカ(BOA)
コムキャスト
エクソンモービル
ファイザー
シスコシステムズ
ベライゾン・コミュニケーションズ
となっています。
日本で暮らしていても昔から聞いたことあるような企業ばかりが勢揃いですね。
銀行、医薬品、小売、電力の4業種で全体の40%を占めています。
急成長中の企業や業種というよりも、成熟していて、比較的事業リスクが低い業種が主流となっています。
経費率
ETFは保有していると毎年経費がかかります。
銘柄の購入、調整を行ってくれている資産運用会社に払うお金のことを『経費率』といいます。
基本的にバンガード社の経費率は格安です。
理由は、資産運用額が大きいため。
株式の世界では、10,000円動かすのも1億円動かすのもほとんど手間は変わりません。
そのため、優秀で資産運用額の大きい会社ほど経費率は低い傾向にあります。
VYMについても、
経費率 0.06%
100万円保有しても年間600円です。
400社以上の企業の株を管理する手間を考えたらなんてことはありませんよね。
配当利回り
VYMの配当利回りについてです。
2023年5月10日現在 3.16%
となっています。
もし、100万円分のVYMを保有していたら、毎年31,600円の配当金を貰えます。
ただし、ひとつ残念なお知らせがあります。
配当金は配当所得に分類されるため、税金が発生するということ。
まず米国へ10%の税金を納め、
残りの配当金の約20%を日本へ納めます。
そのため、実際に受け取ることのできる金額は20,200円くらいとなります。
それでも、毎年20,000円あれば家族で美味しいディナーをできますし、旅行費に当てて、いつもよりちょっといい部屋に泊まることもできますよね。
米国株高配当ETFにはVYMよりも配当金を多くもらえる銘柄も存在します。
しかし、VYMの『増配率』に着目すると結局VYMがら1番いいかなという結論になります。
増配率
『増配率』とは、毎年どのくらいの割合で配当金の金額がおおきくなっているかを表す言葉です。
もし、増配率が3%なら10,000円の配当金は翌年に10,300円になっています。
VYMの増配率はというと
過去平均 6.91%
VYMができた2006年からの増配率なので、
リーマンショック
チャイナショック
コロナショックのときの結果も含まれています。
それでも、平均約7%の増配を続けてきたのです。
分配金推移
また、配当金は下のグラフのように増配によって右肩上がりに増え続けています。
もし、100万円を
2007年からVYMへ投資していたら、
2020年では、
年間分配金額は 262$ → 562$
2.14倍となります。
社会人なりたての頃の自分がもし、VYMを持っていたら?
と思うともどかしいような気持ちになるかもしれませんね。
10年後の未来
そして、毎年100万円をVYMへの投資することができたとします。
増配率を6.91%で計算してみると
10年後には、約39万円の配当所得が得られます
理論上の数値でしかありませんが、
十分可能性のある金額です。
この理論上の数値が安心して受け入れられる高配当ETFはVYM以外に私は見つけられませんでした。
小さな子どもがいる方は、高校、大学の教育費に当てることもできます。
家族で贅沢な旅行もできるでしょう。
毎月継続して、購入していくことで少しずつ家族が豊かになっていくことを実感できるかと思います。
最後に
資産運用の世界には、
とてつもない数の情報と投資先が存在していて、
情報も投資商品も玉石混交です。
個人投資家が安心して購入できる優良銘柄はほんのひと握り。
VYMはそのほんのひと握りのETFと言えます。
もしも、もっと再現性が高く、効率よくお金持ちになりたいなら、主要米国株に連動する投資信託を購入し、長期保有することがおすすめです。
無駄な税金はかかりませんし、成長企業へ分散投資することもできます。
しかし、私は今の家族との時間や思い出も大切だと思っています。
お金がたくさん増やすことが目的で投資しているわけではありませんからね。
目的はひとつ。
家族の豊かな生活のためです。
毎年、家族のために配当金を使いながら資産形成に努めていく。
米国株高配当ETFならそれが可能になります。
これからも一緒に豊かな家族を目指しましょうね!
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