『夫婦関係が悪化していると感じたら』夫婦カウンセラーが伝えたい夫婦立て直しの道のり③

こんにちは!

 

『夫婦立て直し工場』の石谷落果です。

 

プロフィール

石谷落果

夫婦カウンセラー

『離婚寸前の夫婦危機を経験したこと』が夫婦カウンセラーを志すきっかけ。家族心理学・認知行動療法に精通し、心理的なサポートから経済的フォローまで多角的な夫婦カウンセリングを実施中。

夫婦問題は長引くほど立て直しは難しくなります。ひとりで悩まずに、一緒にしあわせな家族を目指しませんか?

 

本記事は、『夫婦関係が悪化していると感じたら何を始めたらいいのか』を提案した記事となります。

 

以前よりも、

コミュニケーションが減ってしまった。

喧嘩することが多くなった。

配偶者への愛情を感じなくなった。

配偶者からの愛情を感じなくなった。

と感じてはいませんか?

 

少しずつお互いの素が見え始めてトラブルが起こるのは、

すべての夫婦に共通する課題。

夫婦がなぜうまくいかなくなるのかについて知識を得ることで、十分に立て直すことはできます。

自分の経験と知識を最大限に活かしながら、道のりをお伝えできればと考えています。

専門用語やわかりにくい内容にについては、各参考記事を読んでいただければ幸いです。

 

石谷落果

夫婦・家族関係についてひとりで考えるのがつらいと感じたら、夫婦立て直しカウンセリングを選択肢のひとつとして考えていただけたらと思います
 
必ずあなたの力になります

 

夫婦立て直しを始めたばかりの方↓

 

状況別の夫婦立て直し↓

 

家族の経済的不安を無くしたい方↓

 

家族の発達課題について学びたい方↓

 

 

目次

すべての夫婦は問題を抱えている

最初にお伝えしたいことは、

多くの場合、『夫婦関係が険悪になることは特別なことではない』ということです。

 

特別じゃないってどういうこと?

 

他の夫婦は幸せに暮らしているんじゃないの?

と思ったかもしれません。

 

しかしながら、夫婦が長期的に一緒に暮らしていくことで、様々なトラブルが当たり前のように発生します。

 

徐々に夫婦関係が悪くなっていくのは、

対処法を間違えているから。

根本的な思い込みをしているから。

と言うのが理由です。

思い込みが生まれる理由や夫婦の立て直し方を知らなければ、すべての夫婦に起こる可能性のある共通課題なんです。

 

険悪な関係は脳の思い込みによって引き起こされる

根本的な思い込みについてです。

夫婦問題は、自分や配偶者が変わってしまったから引き起こされていると思っていませんか?

実は多くの場合、夫婦問題は脳の思い込みによって引き起こされます。

どのような思い込みかというと、

結婚当初、

『配偶者を世界で一番素晴らしい人、運命の人だと思っていた』

ことです。

配偶者となら何があってもしあわせになれるし、どんな苦労も乗り越えていけるという脳の錯覚です。

自分で言ってても悲しくなりますが、

配偶者を運命の人だと思い込むことは、ヒトが子孫を残すための遺伝子に刻まれた戦略のひとつ。

遺伝子に組み込まれた本能なので、コントロールはできません。

そのため、基本的にヒトは異性を好きになるように神経伝達物質によってコントロールされています。

そして、子どもを授かると、

今度は子どもを守り育てるための思い込みが始まるというわけです。

 

恋愛感情

結婚当初、私たちが配偶者に期待していることは、今のままの関係が永遠に続いていくこと。

しかし、結婚当初の良好な関係性はどうあがいても長続きしません。

なぜなら、恋愛感情は3年程度で消えてしまうからです。

恋愛感情が消えてしまう理由は、ヘレン・フィッシャー博士著『愛はなぜ終わるのか』に書かれていますが、

恋愛感情は神経伝達物質のドーパミンによる現象のひとつ。

人間には、元々子孫を繁栄させるため仕組みが備わっています。

数年で燃え上がるような恋をして、子を作り、また別の遺伝子を求めるという本能を持っています。

よって、夫婦に子どもができたら自然と恋愛感情は消えていくもの。

当初の良好な関係は、持続できるものではなく、実際は『異常な状態』なのです。

ドーパミンによってドーピングされた状態ということになりますね。

そのため、

険悪な状態からお互いを尊重し合った関係に戻すことはできますが、

結婚当初の関係性に戻ることはほぼ不可能。

よって、私は夫婦修復ではなく、

夫婦を新たに立て直すことをおすすめしています。

ホルモンバランスの変化

また、人間の感情はホルモンの影響も強く受けます。

特に顕著なのは、妊娠出産です。

下の図は妊娠中と出産後の女性ホルモン量の推移グラフです。

縦軸の数値は記載がありませんが、

妊娠中にプロゲステロン、プロラクチン、エストロゲンが上昇し、

出産とともに急激に減少していきます。

そして、女性は育児をするためのホルモンバランスへと変化します。

具体的には、幸せホルモンの『オキシトシン』、母乳を出すための『プロラクチン』が分泌されます。

『プロラクチン』『オキシトシン』が産後クライシスの原因になります。

プロラクチンには、母乳をつくる機能。

オキシトシンには、育児への幸福感を増す機能があります。

しかし、それ以外の機能として、外敵への攻撃性を高める特徴があります。

妊娠中や育児中の動物は気性が激しくなるということを聞いたことありませんか?

生き物は、子を守るために本能的にそのような行動を起こすのです。

そして、外敵として認識されるのは、配偶者も含まれます。

 

例えば、

妊娠出産中の不倫や暴力はもっての他ですが、

妊娠中のフォローが足りない。

無神経なことを言ってしまう。

今までと変わらない生活をする。

仕事に夢中になり過ぎる。

育児に参加しない。

共感しない。

コミュニケーションを拒否する。

というちょっとしたすれ違いや一緒に子育てをしていく意識の無さが、

ホルモンバランスの崩れた女性にとって、

敵として認識される行動になってしまうのです。

普段だったら気にならない出来事が、不安や怒りを煽る行動となります。

しかし、女性を責めることはできません。

女性は、育児のためにホルモンバランスを無理やり変えて対応しようとしているからです。

 

もし、男性側がホルモンバランスの変化による感情コントロールの難しさを理解していなければ、

妻が変わってしまった。

急激に愛情が無くなった。

と感じて、攻撃的な行動や配偶者や子どもを大切にしない行動を取ってしまいます。

結果、精神的に不安定になる要素が積み重なり、夫婦関係の悪化や離婚問題にまで発展します。

このような産後に起こる夫婦間のトラブルを『産後クライシス』と言います。

 

依存していた自分を変える

結局、

良好な夫婦関係だと思っていたものは、神経伝達物質が作っていた思い込み。

そして、子どもが産まれることで大きく夫婦間のバランスが崩れやすいです。

私たちがやるべきことは、

配偶者が理想的な人でなくても、

急激に自分への愛情失ったと感じても、

自分の価値観を一貫させて、配偶者へ依存せずに生きていくことです。

理想の配偶者を求める。

配偶者を変えようとする。

気を惹かせるためにいい顔を見せようとする。

このような行動は、配偶者への強い期待を持ってしまうので、不安や怒りを感じやすくなります。

配偶者次第で自分のメンタルが不安定になるのは、お互いのためになりませんよね。

夫婦はどちらが病めるときに、支え合うために一緒にいます。

よって、配偶者へ依存せず無条件の愛情を注ぎ続けるには、

価値観を一貫させて、自立した人間になることが大切なのです。

価値観リスト

価値観を一貫させるには、価値観リストを作ってしまうのが手っ取り早いです。

そもそも自分の価値観について真剣に考えたことのある方は少ないかもしれません。

私も夫婦問題を起こして別居するまでは、考えたこともありませんでした。

実際に価値観リストの存在を知り、

作成してみると、

配偶者への行動の一貫性のなさに驚きました。

配偶者を大切にしていると言いながらも、感情的に攻撃したり、

家族の大事な決め事を親の判断に委ねたり、

転職についても自分勝手に始めてしまったり、

かなりちぐはぐな状態でした。

これでは、配偶者も私と一緒にいることなんてできませんよね。

しかし、価値観リストを作成することで、自分の中で大切な価値観や優先するべきことが見えるようになりました。

すると、配偶者がどのような態度でも行動に一貫性が生まれるようになりました。

自分の価値観は、配偶者の行動では変わらないからです。

みなさんもぜひ、価値観リストを作ってみてください。

本当はそこまで大切だと思っていなかったことへエネルギーを注いでいることに気づくかもしれません。

 

大切な心構え

夫婦関係はトラブルが発生するのが当たり前。

ヒトの感情や行動が神経伝達物質とホルモンによって左右されているなら、コントロールは難しいからです。

コントロールできないのは、配偶者も同じ。

ですので、配偶者の言動に振り回されても本質的には意味もないし、夫婦のためにならないのです。

自分がどんなに傷つけられても配偶者へ無条件の愛情を注ぐ。

そのためには、『ひとりでもしあわせに生きていくことができるようになる』ことを目指すのが賢明です。

『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』ように、

配偶者との関係性を立て直したいなら、

夫婦はこうあるべき、

配偶者はこうあるべき、

という『非合理な思い込み』を捨てて、見返りを求めずに、無条件に愛情を注いでいくことが必要。

無条件の愛情を与えるためには、精神的な自立が必須になります。

 

自立と並行で知って欲しい知識

悪くなってしまった夫婦関係を立て直すには、自立した心が大切。

配偶者の言動に振り回されていては、身も心もすり減ってしまいます。

振り回されるのは、配偶者に依存しているせいでもありますが、

夫婦関係を良好にするための知識が不足している可能性があります。

良好な夫婦関係を継続している方が自然と身につけていることです。

知って欲しい知識を順番にお伝えしますね。

配偶者のコミュニケーションの癖を知ろう

まずは、配偶者のコミュニケーションの癖についての知識です。

コミュニケーションの癖は『愛着スタイル』と表現されます。

愛着スタイルは、

大きく5つに分類されます。

他の記事でも紹介していますが、大切なことなので繰り返させてもらっています。

愛着スタイルの分類
  • 安定型…周囲の人を肯定的に捉え、安定した関係を築くことができる。
  • 不安型…人間関係に対する不安が強い。依存的になやすい、期待値が高い、他人の感情に敏感。
  • 回避型…深い人間関係を作るのが苦手。葛藤を回避しがちで、自己開示や感情を表に出さない。
  • 混乱型…人間関係のトラウマがある。不安型・回避型が入り混じった状態。情緒が不安定。気分が変わりやすく、自己破壊的。

詳細は↓の関連記事もしくは参考書籍をチェック!

 

愛着スタイルを知ることで、私たちが何をするべきかと言うと、

配偶者のコミュニケーションの癖を理解して、その癖に合わせてコミュニケーションを取ることです。

血液型占いのように、

A型だから几帳面だ。

AB型だから変わり者だ。

というようにレッテル貼りならないように注意してください。

配偶者がなぜそのような反応や行動を取るのか理解することで、配偶者への関心が高まります。

関心が高まれば、自然とお互いを気遣ったコミュニケーションへと変わっていきます。

配偶者がして欲しいと思っていることと、自分がやっていることが不一致では、すれ違いを生んでしまいます。

逆に、求めていることと一致したことをしてあげることができれば、相互的な心の安全基地へとつながります。

相互的な心の安全基地

そして、目指すべきは相互的な心の安全基地です。

 

心の安全基地とは、

自分をさらけ出しても受け入れてくれて、

共感してくれて、

困ったときに助けてくれて、

絶対に裏切ることのない存在のことです。

愛着スタイルが不安定人は、

親も不安定な愛着スタイルで、

親子で相互的な安全基地が形成できていないことが多いです。

親とうまく築けなかった場合、別の誰かと安全基地を築くことが重要。

理想的なのは、

夫婦間で形成することです。

配偶者が自分を受け入れてくれて、共感してくれて、困った時に助けてくれて、絶対に裏切らない存在だと確信できたら、どんなにしあわせな未来が待っているか想像はつくはず。

それこそ、結婚当初に思い込んでいた理想の相手に自分がなれるかもしれません。

安全基地は自分が相手の安全基地になることから始まります。

配偶者が変わってしまっても、とにかく配偶者を受け入れてあげる必要があるのですね。

 

アサーションに取り組む

配偶者の愛着スタイルが理解と同時に、コミュニケーションの技術を学ぶことをおすすめします。

具体的には、アサーションまたは、アサーティブコミュニケーションという技術です。

アサーションとは、お互いのこと尊重した自己表現のこと。

自分の主張を正しく伝えて、相手の主張も尊重して受け入れることが重要です。

アサーションを身につける技術として、『DESC法』が知られています。

『DESC法』とは、バウアー夫妻が開発した『D→E→S→C』の順番にステップを踏んで、自分の表現をつくっていくトレーニング方法です。

DESC法

Describe…自分が対応しようとしている状況や相手の行動を描写する。

Express,Explain,Empathize…自分の感情を表現・説明する。

Specify…相手に望む行動、妥協案、解決策などの特定の提案をする。

Choose…提案に対する肯定的、否定的結果を想像し、その結果に対する選択肢を示す。

例えば、共働き夫婦のケースでは、

D『昨日は私が残業してきたから家事が全部終わらなかったね』

E『お互い仕事で疲れていて家事をやるのは疲れると思うけど、残業した後に担当の家事をこなすのは大変なんだ』

S『もし、私が残業するときは夕食の準備や洗濯物の取り込みをやってくれると嬉しいな』

C『両方が大変だったら洗濯物の取り込みだけでもお願いしたいな。夕飯はあなたの好きな物でいいので、お惣菜買ってきてくれると助かる』

というように、

  1. 状況説明する
  2. 共感しながら、自分の感情を伝える
  3. 提案、打開策を伝える
  4. 拒否された場合の選択肢を考えておく

の順番でのコミュニケーションの取り方を考えておくと、慣れてくれば咄嗟に反応できるようになります。

 

愛着スタイルも考慮したアサーションを

アサーションができるようになると、

とてもロジカルなコミュニケーションが取れるようになります。

配偶者もあなたが何を伝えたいのかを理解しやすくなります。

しかし、アサーションは基本的に受け手側の愛着スタイルが安定している同士で、成立します。

いくら適切に自己表現しても、受け手が心理的に負荷のかかっていたり、話し手に怒りや不安を感じていたりする状態では、

『何言ってんだこの人?』

という感情を抱かれやすいです。

そこで、

配偶者の愛着スタイルを理解しておくことで、アサーションを配偶者に合わせてパーソナライズすることができます。

 

例えば、

不安型傾向が強ければ、

共感部分を強める。

相手の主張を辛抱強く聞いてみる。

 

回避型傾向が強ければ、

アサーションの前に他愛もない雑談をしてみる。

笑顔で深刻な雰囲気にしない。

というような感じです。

 

ぜひ、アサーション愛着スタイルを同時に学びながら、配偶者とのコミュニケーションを良いものに変えていきましょう。

 

イライラは瞑想で対策

最後は、悪化した夫婦関係に向き合うためのストレス対策です。

愛着スタイルを知り、

アサーションに取り組んでも、

正直言って、配偶者に苛立つことはたくさんあると思います。

しかし、苛立ったからといって感情をぶつけていては、夫婦関係は悪化の一途を辿ります。

そこで、感情を受け入れて、ストレスを軽減していく方法を知って欲しいのです。

夫婦問題のストレスを軽減する方法のひとつとして、『瞑想』をおすすめします。

 

瞑想とは?

瞑想と聞くと修行、宗教、スピリチュアルなイメージを持つかと思います。

何時間も座禅して悟りを開く。

みたいな印象もあるかもしれません。

しかし、瞑想は2,30分程度でもメンタルの安定に有効であると様々な検証によってわかっています。

夫婦立て直しは、長期戦。

心も体もコンディションを整える必要がありますよね。

知っていることで、必ず夫婦立て直しの役に立ってくれます。

 

瞑想のメリット

具体的な瞑想のメリットは、↓のように様々な効果がわかっています。

瞑想のメリット
  • ①うつ、不安、ストレスの軽減
  • ②幸福感の改善
  • ③睡眠の質の向上
  • ④共感能力の改善
  • ⑤衝動抑制の効果
  • ⑥魅力度の改善
  • ⑦人間関係の改善効果
  • ⑧恋愛トラブルを乗り越える力の向上

いずれも夫婦立て直しに貢献してくれそうな効果ですよね。

 

瞑想のやり方

瞑想の取り組み方は、様々な種類が存在します。

1番ポピュラーでおすすめなのは、呼吸瞑想です。

手順
  1. 自分がリラックスできる姿勢を取る。
  2. ゆっくりと呼吸して、呼吸だけに意識を向ける。
  3. 意識が逸れたら自分を責めずに、戻ってくるまで待つ
  4. 2と3を繰り返す

たったこれだけです。

姿勢については、自分が最もリラックスできる姿勢がいいと思います。

呼吸に意識を向ける際は、

吸った時に鼻腔が冷たくなる感覚、

吐いた時に暖かくなる感覚、

肺が膨らんだり、萎んだり感覚、

などに意識を向けるとよいです。

瞑想はいきなり何時間もできるわけではありません。

少しずつ集中できる時間が伸びていきます。 

効果を実感するには、2、30分を継続できれば充分です。

他にも歩行瞑想、家事瞑想、慈悲の瞑想などが知られています。

自分がやってみたいもの、合いそうなものを探して試してみてくださいね。

 

心の錨

瞑想は基本的にどの種類を取り組んでみても一定の成果が出ます。

その理由は、自動運転モードになっている自分に気づき、感情、思考、行動を俯瞰できるようになるからです。

ヒトは常に何かを考えて、様々なストレスにさらされています。

夫婦立て直しは、配偶者という最も近しいヒトとの取り組み。

長期的に感情の起伏やストレスも激しいものになる可能性が高いです。

ネガティブな感情を行動にそのまま移してしまったら、悪化するばかり。

瞑想は、ぐるぐると頭の中で反芻する不安や怒りを一時的にリセットしてくれる力を持っています。

もしも、激しい不安や怒りを感じたときは、1分間だけでもいいので呼吸だけに集中してみてください。

短い呼吸瞑想を何度も繰り返すだけでも、瞑想の効果は表れます。

感情が大きく動いてしまっているときは、

深い呼吸をして、温度や身体の動きに意識を向けてみてください。

すると、呼吸が心の錨となってくれて、荒れ狂う海に浮かぶ船を繋ぎ止めるように、致命的なトラブルは避けることができます。

感情はコントロールできません。

しかし、致命的な行動を防ぐことはできます。

心の波は荒れても、家族という船が沈まないように瞑想を続けてください。

感情と向き合うことができるようになれば、夫婦立て直しへ長期的に取り組むことができます。

 

最後に

夫婦関係の悪化は、

人間の構造上避けることが難しい問題です。

恋愛感情による脳の勘違いと妊娠出産に伴うホルモンバランスの変化は、コントロールすることができません。

ライフイベントを経て、配偶者が変わったのではなく、自分が変わったんだと気づけることが大事。

配偶者へ精神的に依存していては、共倒れの危険があります。

自分の価値観をはっきりさせ、夫婦立て直しへ長期的に取り組むようにしてみてください。

長期的に取り組む途中で、

配偶者の愛着スタイルを知り、

適切にコミュニケーションを取れるようになれれば、

夫婦関係は少しずつ変わっていきます。

そして、

イライラしたら瞑想を忘れずに!

石谷落果

夫婦・家族関係についてひとりで考えるのがつらいと感じたら、夫婦立て直しカウンセリングを選択肢のひとつとして考えていただけたらと思います
 
必ずあなたの力になります

これから一緒にしあわせな家族を目指しましょうね!

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