こんにちは!
夫婦立て直し工場の石谷落果です。
プロフィール
石谷落果
夫婦カウンセラー
『離婚寸前の夫婦危機を経験したこと』が夫婦カウンセラーを志すきっかけ。家族心理学・認知行動療法に精通し、心理的なサポートから経済的フォローまで多角的な夫婦カウンセリングを実施中。
夫婦問題は長引くほど立て直しは難しくなります。ひとりで悩まずに、一緒にしあわせな家族を目指しませんか?
今回は、夫婦問題でよく発生する『夫婦間の浮気は一体どこから?』という疑問についてお答えします。
自分が思っているよりも浮気のハードルは高いのか、それとも低いのかを知っておけば、これからの交友関係で注意するべきことがわかるはず。
そして、配偶者が浮気しているかもと疑いが生じたときの対処法のひとつとして『浮気調査』のメリット・デメリットをお伝えします。
夫婦間で疑惑が生まれた時、誰もが一度は浮気調査を考えたことがあるのではないでしょうか?
今回は『総合探偵社ガルエージェンシー渋谷様』から浮気調査に探偵社を利用するメリット・デメリットをお聴きしましたので、その内容も踏まえてご紹介しますね。
事実を知るための選択肢のひとつとして、検討する際の参考となれば幸いです。
夫婦・家族関係についてひとりで考えるのがつらいと感じたら、夫婦立て直しカウンセリングを選択肢のひとつとして考えていただけたらと思います。
必ずあなたの力になります。
夫婦立て直しを始めたばかりの方↓
状況別の夫婦立て直し↓
家族の経済的不安を無くしたい方↓
家族の発達課題について学びたい方↓
どこからが浮気?と誰もが考えたことあるはず。
夫婦問題のひとつとして挙げられる浮気。
やってはいけないことだとわかってはいるけれど、どこからが浮気になるのだろうかと皆さん気になるところかと思います。
デートしたらダメ?
手をつないだらダメ?
恋愛感情を持ったらダメ?
人によって捉え方は様々ありますので、浮気を定義は、法律上と感情を切り分けて考える必要があります。
法律的にはどうなの?民法上の定義は?
民法上では、結婚している夫・妻が他の異性(または同性)と肉体関係を持つことを不貞行為としています。
不貞行為とは夫婦としての義務違反であり、結婚生活を平和に送るためのルールを破る行為とされています。
- パートナー以外に恋愛感情を抱くこと
- 異性と二人きりであること
- キスをすること
↑のような行為は浮気しているように感じる方もいるかと思いますが、民法上は不貞行為に含まれず、肉体関係のみが該当します。
また、自由意志であることも不貞行為かどうかを左右します。
自分の意志で肉体関係を持ったら不貞行為を働いているとして、離婚理由として認められる可能性が高いのです。
感情は人それぞれだから難しい。
しかしながら、肉体関係が無くても、配偶者が自分以外の人と二人きりで過ごしていることを知ったら許せない行為だと感じるでしょう。
法律違反じゃないからそれ以外なら何でもしてもいい。
と思っていたら、夫婦関係はうまくいきません。
やはり、新婚期の発達課題である価値観のすり合わせが重要です。
人の価値観は様々ですので、どこからが浮気なのかを夫婦間で話し合っておく方がよいですね。
険悪な関係性ではお互いに意見が言い辛いので、できれば良好な関係性のときに意見交換しておきましょう。
明確なルールは決めずとも『こういうことをされたら嫌なんだな』と相手の立場に立って行動ができると自然と夫婦間のトラブルは減ると思います。
なぜ浮気するのか?
浮気という夫婦問題について考えているともうひとつ疑問が浮かんでくるかと思います。
それは、『なぜ浮気をするのか?』ということです。
以前に遺伝子と成育環境から不倫する理由をお伝えしました。
詳しくは関連記事をお読みいただければと思いますが、↓に簡単に理由を列挙しますね。
- 遺伝的に不倫をしやすいタイプの性格の人がいる
- 恋愛スタートから数年が経つと恋愛ホルモンが減少し、他人へ目移りしてしまう
- 家庭環境が劣悪だと、依存的な人間関係を望んでいたり、離婚すること自体のハードルが低い
浮気は、人間の生物的な本能の一種なので人によってはコントロールしにくい場合があります。
そうは言っても、現代では社会性と理性を持って生きていく必要。
そこで、メカニズムを理解して自分をメタ認知することが大切です。
- 自分が配偶者に抱いている感情は恋愛ホルモンの影響を受けていないか。
- 浮気によって短期的な利益や快楽を得ようとしていないか。
冷静に判断していきたいですね。
また、成育環境の影響により、不倫に対してハードルが低い価値観を持っている方もいます。
- 親が不倫をしていてそれが暗黙の了解として受け入れられていた。
- 所属しているコミュニティでは比較的許容されていた。
配偶者が↑のような環境で生きてきた場合は、本能に流されやすい行動を取ってしまいがちになります。
その場合は非難したり、拒絶したりするよりも、コミュニケーションを通して価値観をすり合わせる方が賢明です。
配偶者も『心が弱く、依存的である』ために浮気や不倫行為に至っている可能性があるからです。
不倫に関する関連記事は↓をチェック
浮気の疑いがあるときは調査した方がいい?
さて、浮気の定義と浮気をする理由はわかりましたが、配偶者が怪しい行動をしていたら本当に浮気しているかどうかも気になりますよね。
心理的に人間の不安はほとんど現実に起こらないものだと言われています。
ところが、浮気に関しては違和感が的中している確率は高いです。
最近、スマホをよく見てる。
帰りが遅い。
おしゃれをするようになった。
急に優しくなった。
↑のような配偶者の変化が浮気と繋がっているのは珍しい事ではありません。
人は恋愛感情が芽生えるとドーパミン的幸福を感じるようになるため、自然と感情が高揚するようになるからです。
また、浮気の快楽から浮気相手に対して『依存的』になりますので、行動パターンが変わることはままあること。
夫婦関係がもたらすオキシトシン的幸福とは雰囲気も性質も異なりますので、性格や言動が急に変化してしまうのです。
↓の書籍『精神科医が3つの幸福』の中でも紹介されていますが、ドーパミン的幸福に嵌ってしまうことは長期的なしあわせにつながりません。配偶者にもそのことに気づいてほしいですよね。
ただし、配偶者がどのような幸福を追求するのかまではコントロールできません。
私たちにできることはに何よりも自分のメンタルを安定させることなのです。
浮気されたからといって、皆さんの人としての価値が下がるわけではありません。
自己肯定感を忘れずに日々を過ごしましょうね。
メンタルの安定には瞑想が最も効果的ですので、気になったら関連記事をチェックしてくださいね。
大切なのは『事実』を知ること
また、夫婦関係において事実を知るということは大切なことです。
もし、配偶者の行動が不自然だと感じ始めたら、配偶者の些細な言動がいつも気になって不安・緊張・ストレスを感じるようになってしまうと思います。
人間は生存本能ゆえに、不安や緊張を感じやすい生き物です。
もしかしたら。
やっぱり、そうかも。
でも違うかも。
そんな言葉を頭の中で反芻してしまいがち。
次第に事実と妄想が区別できなくなる危険性があります。
妄想で配偶者を責めてもいいことはひとつもないですよね。
また、人間の脳は同時に複数のことを考えられないような構造になっていることを知っていますか?
曖昧な状態が続くことで、配偶者への疑念が頭の中で繰り返され、そのことを考えることしかできなくなってしまいます。
当然、仕事や日常生活に支障をきたしますし、自分の趣味や楽しみにまで影響を与えます。
一方、事実を知ることで配偶者を疑うという行動から解き放たれて、次のステップへ移行することができますよね。
『夫婦関係を立て直すor離婚して新たな人生を始める』
ということについて集中して考えられるようになります。
つまり、最もそばで配偶者を見ている皆さんが『なんかあやしいな』と直感したら調査する価値は十分にあるのです。
自分で調査しない
しかしながら、配偶者の行動があやしいと思っても自分だけで調査するのは危険です。
膨大な時間を費やす可能性もありますし、後をつけていることが知られたら夫婦関係はより悪化することでしょう。
適切に証拠を得られない場合は、徒労に終わる可能性もあります。
また、トラウマを植え付けられる心配もあります。
信じていた人に裏切られる瞬間を目にするのは、精神的な負担も相当なものになるはずと思いませんか?
不倫や浮気をされた場合の夫婦立て直しはバックドラフトに苦しむことが多いのが現実。
心の負担はできるだけ少ない方が理想なのです。
よって、自分一人で何とかしようとするのではなく、外部の力を借りて物事を順調に進める方が長期的にもメリットが大きいです。
浮気調査のメリット・デメリット
では、浮気調査は誰もがやるべきか?
私の答えとしては『メリット・デメリットを把握してやる必要があると思ったらやるべき』です。
総合探偵社ガルエージェンシー渋谷の方からお話を伺ったところ、浮気調査のメリット・デメリットは↓のようなことが挙げられますと仰っていました。
- 調査現場を経験している為、不貞の証拠を得る為の適切な助言が出来る。
- 高い確率で不貞の証拠、情報を収集できる。
- 自分で証拠を集めるよりも法的に優位に立てる証拠を得ることが出来る。
- 真実を知ることが出来る為、今後についての指針を決める上での有力な材料になりえる。
- 離婚をするにあたり、裁判になった場合にも使える不貞の証拠を安全に得ることが出来る。
- 交渉の際にも不貞の証拠を得ている事で有利な条件で離婚出来る。
- 再構築を考えている人は、何かの備えとして不貞の証拠があった方が今後の動きがとりやすくなる。
- 調査料金は決して安いものではない為、金銭面での負担は大きい。
- 再構築を考えている場合でも、調査終了後に調査結果を報告すると、離婚の方に舵を取るケースが多くある。
- 調査中の精神的な負担がある。(支えてくれる人物がいるかいないかで精神的な負担は大きく変わる)
メリット・デメリットを知ると、探偵社を利用するということは『離婚』を選択したときに有利に物事が進められるというメリットが多いことがわかりますね。
たしかに、配偶者の思考や行動はコントロールできないため、配偶者の落ち度が大きい場合の夫婦立て直しに取り組む際はうまくいかなかったときの備えは必要です。
浮気の事実を指摘すると配偶者と敵対構造になる危険性を持っていますので、自分が事実を知るだけにとどめて置けば、配偶者との対立を煽る心配はありませんね。
一方で、再構築を考えている場合でも調査結果の報告次第では離婚へ舵を取るケースもあるということも念頭に入れておきたいです。
知らない方がよかった。
と感じてしまうケースが最も危険かもしれません。
曖昧なままであるからこと信じることもできて、夫婦関係を立て直しエネルギーになる方もいらっしゃると思います。
個人的には事実を知ったうえで向き合うことを選びますが、価値観は人それぞれ異なります。
自分の心としっかりと向き合ってから調査依頼することをおすすめします。
今回、お話を伺った総合探偵社ガルエージェンシー渋谷様の拠点は東京にありますが、全国に出張してご相談や調査をすることが可能だということです。地方在住の方もご安心いただければと思います。
また、担当の方とは、私も何度かやり取りをさせていただいていますが、探偵業だけでなく依頼者のメンタルケアにまで気を配っていらっしゃいます。
調査すると決まったら心強い味方になってくれるのではないかと思いますよ。
デメリットのひとつである金銭面の負担については、私にお声がけいただければ多少ですがフォローすることも可能です。
↓のお問い合わせフォームよりご連絡くださいね。
もしも、浮気や不倫問題に悩んでいるのなら、探偵社の利用を選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか?
最後に
今回は、『どこからが浮気なのか?』という疑問と『浮気調査のメリット・デメリット』についてお伝えいたしました。
事実を知るということは、夫婦立て直しではとても大切なことです。
事実を知り、曖昧さゆえの不安を解消することで次のステップへ進めます。
配偶者を受け入れて立て直しに取り組むのか。
自立して別の道を進むのか。
人生を大きく変える一大決心です。
ブログやカウンセリングを通して、皆さんの心理的なサポートができれば幸いです。
夫婦・家族関係についてひとりで考えるのがつらいと感じたら、夫婦立て直しカウンセリングを選択肢のひとつとして考えていただけたらと思います。
必ずあなたの力になります。
これからも一緒にしあわせな家族を目指しましょうね!
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