『脱フュージョン』夫・妻に何を言われても動じない心を手に入れろ!

こんにちは!

 

『夫婦立て直し工場』石谷落果です。

 

プロフィール

石谷落果

夫婦カウンセラー

『離婚寸前の夫婦危機を経験したこと』が夫婦カウンセラーを志すきっかけ。家族心理学・認知行動療法に精通し、心理的なサポートから経済的フォローまで多角的な夫婦カウンセリングを実施中。

夫婦問題は長引くほど立て直しは難しくなります。ひとりで悩まずに、一緒にしあわせな家族を目指しませんか?

 

今回は、配偶者の言葉に振り回されないための技術である『脱フュージョン』について紹介します。

 

フュージョンってドラゴンボールのあれ?

と思った方もぜひ一読いただけたらと思います。

 

石谷落果

夫婦・家族関係についてひとりで考えるのがつらいと感じたら、夫婦立て直しカウンセリングを選択肢のひとつとして考えていただけたらと思います
 
必ずあなたの力になります

 

夫婦立て直しを始めたばかりの方↓

 

状況別の夫婦立て直し↓

 

家族の経済的不安を無くしたい方↓

 

家族の発達課題について学びたい方↓

 

 

目次

脱フュージョンって何?

脱フュージョンとは、

感情と行動を切り離して行動するための技術のこと。

 

幸福になりたい人が取るべき、たったひとつの冴えた戦略の記事で紹介したACTの技術のひとつです。

 

人は感情をコントロールすることはほぼ不可能。

 

湧き上がってくるネガティブな感情と行動を結びつけることは、かつて人間が生きていくために必要だったもの。

 

平和な現代だから必要ないと感じますが、危険や不安を敏感に感じ取ることができるのは、昔は重要だったんです。

一方で、

感情に振り回されて、感情を剥き出しにした行動をとってしまい、人間関係を壊してしまうこともあります。

  • 自分はダメなやつだと思い込んで、卑屈な態度をとってしまう。
  • 配偶者の言葉を真に受けて悩んでしまう。
  • 配偶者が不倫や嫌がらせをしているのではないかと思い込んでしまう。 

 

思い当たる節もあるのではないでしょうか?

 

一度思い込んでしまうと、負のスパイラルから抜け出すことは難しいと言われています。

 

思考の繰り返しによって、よりネガティブな感情は増幅するからです。

 

事実ではないことなのに、本当の悩みかのように考え過ぎると自分の行動もネガティブなものへと変わってしまいます。

 

よって、思考にとらわれず、行動をコントロールすることが大切。

 

そのための脱フュージョンです。

 

脱フュージョンするための技術はいくつかあります。

 

実行しやすいのは、↓の3つです。

  • 私は〜と思っている
  • 〜ストーリー化
  • 心に感謝

一緒に学んでいきましょう!

 

私は〜と思っている

『私は〜と思っている』とは、

文字通り自分の思考を一歩引いた視点で受け入れるための技術。

主に自分の中から湧き出てくるネガティブな感情、不安や焦りと向き合うために行います。

例えば、

このままでは離婚してしまう。

子どもとも会えなくなってしまう。

という思考が頭の中で反芻しているとしましょう。

この時に、

私は『このままでは離婚してしまう』と思っている。

というように一歩引いて思考を捉えてみましょう。

離婚するかどうかは、あなたが決めることができるので、勝手に感情が決めつけていることがわかります。

夫婦立て直しでは、立て直したいという焦りや不安は逆効果。

私は、『自分をダメなやつだ』と思っている。

私は、『配偶者が不倫している』と思っている。

事実だったとしても、ただの妄想だったとしても思考を切り離せば行動は変えられます。

思考と行動を分離してみてくださいね。

 

ストーリー化

次は、配偶者の言動に対して思考と行動を分離させるためのテクニックです。

先ほどの『私は〜と思っている』が自分の思考と行動を分離する技術だとしたら、

ストーリー化は、配偶者の言動と思考を分離するための技術です。

 

例えば、配偶者が毎回のように親、育児、職場でのストレスをぶつけてきたり、自分に対して感情的な指摘や嫌味を繰り返す場合、

この話は、

『親からの怒りをぶつける』ストーリーだ。

『職場の愚痴言いたい』ストーリーだ。

『私の気に食わないこと聞いてよ』ストーリーだ。

というように自分がネガティブに受け取ってしまう出来事を定型的なストーリーに置き換えてしまいましょう。

すると、繰り返しストレスになっていた配偶者の言動を一歩引いた形で受け止めることができるようになります。

 

心に感謝

最後は少しスピリチュアルな印象を受けますが、『心に感謝』するというもの。

注意点は、感謝したからと言って鵜呑みにする必要はないということです。

ネガティブな思考は人間が安全に暮らしていくために必要だった能力です。

つまり、心が自分を守るためにアドバイスしてくれているということ。

 

よって、

『私の心、いいアドバイスをありがとう! 一応聞いておく!』

というように、他人からアドバイスされたときと同じように、自分に必要であれば取り入れます。

必要でなければ聞き流す。

 

自分のネガティブな思考を上手に取捨選択できるようになれば、意味のない不安や焦りは減っていくはずです。

参考書籍

心理療法家ラス・ハリス氏のマインドフルネスを実用化した心理療法ACTについて詳しく紹介されている書籍。

夫婦関係がうまくいっていないと感じているならぜひ知ってほしい知識ばかりです。

自分を変えたい方は↓

夫婦関係を良好にしたい方は↓

これからも一緒にしあわせな家族を目指しましょうね!

 

まとめ

今回は、思考と行動を分離するため『脱フュージョン』について紹介しました。

ネガティブな思考や言葉はコントロールすることができません。

しかし、ネガティブな感情と上手に付き合っていくことはできます。

ぜひ、脱フュージョンを日常に取り入れて、自分の思考や配偶者の言動に振り回されず過ごせるようにしてくださいね。

石谷落果

夫婦・家族関係についてひとりで考えるのがつらいと感じたら、夫婦立て直しカウンセリングを選択肢のひとつとして考えていただけたらと思います
 
必ずあなたの力になります

 

これからも一緒に、しあわせな家族を目指しましょうね。

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